ご存知、北朝鮮が世界の反対を押し切って、
二度目の核実験を強行した。
目的はアメリカとの直接対話を狙っての行動だと言われてる。
今回も北朝鮮お得意の「瀬戸際交渉」と見られる。
北朝鮮の「対話」とは、アメリカに北朝鮮の核保有を認めさせるのが
狙いらしい。 まったく困ったもんだ。
ここで言う。「瀬戸際外交」とか、「瀬戸際交渉」とは
どんなものか考えてみた。
それは、幼い子供が御菓子売り場で、売り物の飴玉を手に持って、親に
「ママ、これ買って〜。買ってくれなきゃこの飴なめちゃうからね〜!」
と、ダダをこねてる状態に似ている・・・
買ってもらえれば、認めてくれたのと同じで堂々と飴がなめられる。
だめだと言われても、口にほうばってしまえば飴をなめたという
既成事実が成立し、飴をなめていられる。
どっちにどう転んでも、飴はなめられるわけである。
しかし、この行動にも高いリスクがあり、親を本気で怒らせれば
子ども自身の立場が危うくなるのである。
北朝鮮のやってる事はこれと同じレベルなのである。
早い話が「ダダッコ外交」とも言える低俗的な交渉手段で、
アメリカや周辺諸国は、北朝鮮に対し、何もできないので要望は通るだろう
と、交渉相手をナメきってる考えなのである。